弟よ、安らかに…。

1月29日午後1時10分
弟が旅だってしまいました。1月5日に緊急入院してから24日。
53歳になったばかりでした。余りにも早すぎる別れに言葉も出ませんでした。
　私たち兄弟は、小さい頃から親戚の皆さんに支えられて育ってきました。
31日のお別れの会には、お世話になったおじさん、おばさん共にあそんだ従弟の皆さんが来て下さって弟は本当に喜んでくれたと思います。
　病状が安定してから連絡を差し上げようと思っていた矢先、余りにも突然の病状の変化に、いろいろなところへの連絡が遅れてしまい言葉を交わすことが出来なかったのが本人にとって大きな心残りではなかったかと思います。
　二人で話した折りに、落ち着いたら私が嬬恋に連れて行ってやると話していたのにそれがかなえられなかったのが残念でなりません。
　後に残された娘と息子がそれぞれ社会人となって手のかからない年齢に達していたのが不幸中の幸いであったと今思っております。
　子どもの頃、家庭運のうすいなかで育ったためでしょうか、弟は娘と息子に恵まれたことを大変喜んでおりました。
母に、54歳で逝かれ今度は弟。。。
時間は、ほんの少し立ち止まってくれただけでした。