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浅間山登山!(30年前) [自分史]

昨年の今頃、浅間山が噴火してテレビを賑わせていました。
その1週間前に帰省してちょうど火山博物館に行った時だったので、
壊れた玄関のガラスを見てちょっと怖くなりました。
30年前は、比較的安定していた時期だったので火口までの登山が可能でした。
といってもこのルートで登る人は居ませんでした。

標高1350mの立て札のある場所から矢印のように真っすぐ登れるかという
賭けを会社の同僚がやったのにつきあわされて、案内人をつとめました。
日の出とともにスタートしました。
裾野は、なだらかなのでまだ歩きやすいのですが、
中腹あたりになるとかなりの急斜面になります。

後ろにかすんで見えるのは、白根山です。
(白根もその後噴火して火口に近づけなくなりましたが。今はもう大丈夫です)
休憩していたら、登山道を登っている人たちから頑張れと声をかけられましたが、
「おかしな奴ら」と思われていたことでしょう。(汗)
瓦礫のようにくだけた石なのでかなり登りにくい状態です。
最後は、這うようにして登った火口がこれです!。

白い煙が立ちこめていて反対側はかすんで見えます。
鼻を突く硫黄の匂いが火口に近づくにつれて強くなります。
あまり長く居ない方が良いと言われたので、記念撮影をしてすぐ下山しました。
下りは、楽でした。余力があったので小浅間まで登って降りてから峰の茶屋まで行って
迎えにきてもらいました。賭けに勝った同僚は、下山してからも声も出ない状態でした。
(感動で?!…いえ疲労困ぱいで)
阿蘇山は、噴火で岩がとんできてもいいように避難壕みたいな場所がいくつも
作ってあるのですが、浅間山は、ないので今となっては登るのは、リスクを伴いますね。
群馬にいる時は、山に登ろうなんて考えもしなかったんですが、
千葉に来てから浅間山に登ったら、登山に目覚めてしまいました。
この後、毎年北アルプスに登山に出かけるようになってしまいました。


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コメント 5

うっわあああ!こんなとこ、本当にまっすぐ登っちゃったんですかっ、ひぇぇぇ、すごすぎ。浅間山は2,568mですから・・・お若いとはいえ(笑)ぎええ。白ハゲのところでさえ(ガラガラで)登りにくくて消耗するんですから、ほんとにもう。一般的な長野側ルートにはシェルターもあるらしいですが、長く登山制限が続くし、登って欲しくなくて整備しないのかもしれませんね。大変貴重な写真を見せてくださいましてありがとうございました(^^)
by (2005-08-20 17:04) 

おっと!!溶岩ピース姿の若者はsaripapa様ですか。。
by (2005-08-20 21:20) 

saripapa

>ぽとすさまnice!&コメントありがとうございます。
若気のいたりとはいえ標高差1200mを一直線ですからね。(笑)
勢いというものはおそろしいものです。
浅間が落ち着いてくれてみんなが登れるようになるといいですね。
>mizusatoさまnice!&コメントありがとうございます。
まだ二十歳の頃です。体操服が古い!(笑)
こんな無茶をよくやりました。
by saripapa (2005-08-20 22:35) 

はっP

saripapaさん、火口の写真すごい迫力です!
まるで外国みたいだし、映画の中の一シーンのようです。
あるときはマック使い、あるときは登山家、そしてあるときはジャズミュージシャン、はたまたあるときは、畑で収穫(^_-)
バラエティーに富んだすてきな生活ですね(^_^)b
by はっP (2005-08-21 21:05) 

saripapa

>はっpさんコメントありがとうございます。
しかして、その実態は???
体力の続く限りあれもこれもやりたいのですが、1日は24時間しかなくて。
仕事も、ちゃんとやっていますよ。(笑)
ベイサイドの出演時間決まりました。
15:40からです。よかったらまた、聴きにきて下さい。
by saripapa (2005-08-22 08:33) 

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